267号表紙

No.267(平成7年1月)

特集:

神戸あの時、あのころ(昭和40年代)

コウベー昭和40年代

(左)水遊び(昭和40年8月)。木製のタライ、ブリキのバケツがなつかしい

昭和四十年
流行語 エスカレート・期待される人間像・しごき・団地サイズ・中身が濃いからね・ファイトでいこう・マイホーム・マジメ人間・モーレツ社員・やったるで。

昭和四十一年流行語
クロヨン・トウゴウサン。サラリーマンは所得の九〇%が課税対象となるが、営業者は六〜五割、農業従事者は四割程度で、サラリーマンの税金に対する不満が強く、クロヨン(九・六・四)・トウゴウサン(一〇・五・三)と呼ばれた。核の傘・黒い霧・ケロヨン・交通戦争・原宿族・ボカァしあわせだなあ・マッチポンプ。また、いざなぎ景気の到来で、カラーテレビ、力ー、クーラーの三Cが新三種の神器となる。

昭和四十二年
流行語 核家族・順法闘争・蒸発・シンナー遊び・戦無派・対話・ハプニング・ヒッピー・フーテン族・ボイン・未来学。

昭和四十三年
流行語 ゲバ棒・ゲバルト・構造汚職・サイケデリック・失神・昭和元禄・太平ムード・タレント候補・ハレンチ・ピーコック革命・ポップ・ノンポリ学生・大衆団交・ライフサイクル。日本経済は、国民総生産(GNP)自由世界第二位となる。

昭和四十四年
流行語 アッと驚くタメゴロー・エコノミックアニマル・欠陥車・告発・しこしこ・疎外・断絶・ちんたら・ナンセンスドジカル・ニャロメ・フォークゲリラ・やったぜベイビー・悪のり。

ありし日の市電
 市街地の発展とともに、半世紀にわたり"市民の足"として活躍した市電。だが…、昭和44年度の市内交通機関の利用者比率は、私鉄31.5、国鉄22.4、市バス19.7、タクシー19.4%に比べ、市電はわずか7.0%。自動車ラッシュによるスピードダウン、人口のドーナツ化などによって乗客は年々減少、44年度末の累積赤字は69億円に達していた。
 市電の撤退作戦は昭和41年からはじまり、同46年3月、惜しまれながら全部の市電が神戸のまちから姿を消した。

昭和四十五年
流行語 内ゲバ・おぬしやるな・シージャック・しらける・生活かかってる・人間性の追求・ハイジャック・ハヤシもあるでよー・ppm・ヘドロ・やったぜセニョール。この年七月、閣議は国名の呼び方を「ニッポン」とすることを決定。

昭和四十六年
流行語 がんばらなくっちゃ・ゴミ戦争・ディスカバージャパン・ニアミス・日本株式会社。

昭和四十七年
流行語 あっしにはかかわりのねえことでござんす・恍惚(こうこつ)の人・三角大福・知る権利・総括・即(そく)…する・同棲時代・ナウな・のんびりゆこうよ・バイコロジー・恥かしながら・未婚の母・若さだよやまちゃん。

昭和四十八年
流行語 あんたも好きねえ・いまなんどきですか、ラーメン時よ・お客さまは神さまです・狂乱物価・じっと我慢の子・石油ショック・ちょっとだけよ・日本沈没・便乗値上げ・モノ不足・ユックリズム。

写真

ポートアイランド始動!

海面に力強く顔を見せたポートアイランド西岸壁にコンテナ第一バースが完成。昭和四十五年七月、アメリカの第一船が着岸した(左の写真はその後まもなくのころ)。神戸大橋、ポートターミナルもこれより一足早く完成。海上輸送革新の先端を行く神戸港にとって大きな節目となる年であった。点線で囲まれた部分は、昭和五十六年二月、第一期埋め立て完了時の姿。
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