263号表紙

No.263(平成6年9月)

特集:

神戸と関西国際空港

神戸と関西国際空港

(左)
朝日を浴びながら、神戸シティエアターミナル(K-CAT)から関西国際空港へ向かう神戸ジェットシャトルの第1便「クリスタルウイング」(9月4日午前6時)

写真
関空への着陸するジャンボ機。空港島の北端の展望デッキから間近に見ると迫力がある。海上にのびる橋は空港連絡橋

ようこそ空から、ときめきの神戸へ
神戸マリンルート

 関西国際空港が開港しました。関空との最短アクセス「神戸マリンルート」も同時に開業し、ポートアイランドにある神戸シティエアターミナル(K-CAT)も初日以来にぎわいを見せています。世界が一歩も二歩も近づいた実感がわいてきます。
 ようこそ空から、ときめきの神戸へ。関西国際空港→神戸ジェットシャトル→K-CAT→神戸リムジンバス→三宮・新神戸の、マリンルートをまずはご案内しましよう。
 神戸のまちを訪れるならやはり海から。六甲の緑の山並み、海に向いてゆるやかに傾斜した街なみが、人々を迎えるよう次第に大きく見えてくると、なんとなく安らぎと、ときめきを感じます。

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  • 写真到着ロビーの海上輸送案内。神戸港(ポートアイランド)行きのジェットシャトルや連絡バスの出発時間が一目で分かる
  • 写真国際線の北到着口から出てきた旅行客。外国人が多い
  • 写真関空の旅客ターミナルには神戸ブランドの物販店も登場、人気を集めている
  • 写真展望デッキからは航空機の離着陸や空港内の各施設が一望できる。旅客ターミナルの向こうに高さ約90mの管制塔が見える
  • 写真到着ロビーのジェットシャトル案内所。乗船手続きをし手荷物を預けると、後は手ぶらで神戸
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    旅客ターミナルから連絡バスで神戸ジェットシャトルが待つ空港内ポートターミナルへ。バスの所要時間は八分

    写真ポートターミナル到着。いよいよ乗船
  • 写真青い海に真っ白なラインを残しながら快走する神戸ジェットシャトル。空港とK-CATを約三十分で結ぶ
  • 写真長い防波堤に囲まれた関空のボートターミナル(写真中央手前)。三本の桟橋の中央が神戸ジェットシャトル発着場
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    ポートターミナルの神戸ジェットシャトル案内所前で列をつくって乗船を待つ人たち

    写真乗船開始。ジェットシャトルはほぼ30分おきに発着している
  • 写真ボーディング・ブリッジを通って中へ。揺れる船でのこのブリッジの使用は日本初といわれている
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    ジェットシャトルの1階客室。波を切って疾走するのはそう快な気分だ。波高3.5 mの海上でも安定した航行ができるという

    写真2階客室。ワイドな窓から大阪湾が一望できる。座席もゆったりしている
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    ジェットシャトルのコックピット。無数の計器類が並び飛行機の操縦室のようだ。K-CATが向こうに見えてきた

    写真K-CATを出入りするジェットシャトル。右側が空港行き、左は間もなく桟橋右側に接岸する
  • 写真西日にきらめく波。K-CATがやさしくジェットシャトルを迎えている
  • 写真ジェットシャトルの着岸
  • 写真着岸後、手荷物類は素早くコンテナクレーンでおろされ、K-CAT一階の手荷物引き渡し所へ
  • 写真K-CATから六甲の山並みを望む。右端に六甲アイランドが見える
  • 写真ポートアイランドを望む
  • 写真手荷物引き渡し所
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  • 写真明るくゆったりとしたリムジンバスの車内
  • 写真K-CAT前のバス乗り場から神戸リムジンバスヘ。バスはジェットシャトルの到着本数よりも多く、ほぼ20分ごとに出ている
  • 写真三宮到着。神戸マリンルートの印象はいかがでしたか?

関西国際空港への最短アクセス拠点
神戸シティエアターミナル(K-CAT)

 ポートアイランド2期に建設されたK-CATは、新神戸・三宮とは神戸リムジンバス、関空とは超高速艇「神戸ジェットシャトル(K-JET)」が直結、快適で速い最短の海上アクセス拠点です。ジェットシャトルの航海速力は43ノット(時速約80km)。K-CATと関空を約30分で結びます。
 また、出国審査や国内航空会社3社のチェックインもここで済ませることができ、チェックインと同時に航空会社へ手荷物を預けると、目的地まで手ぶらで機乗できます。
 旅行用グッズや神戸ブランド商品がそろったショッピングゾーン、レストラン街、さらに外貨両替所、郵便局、宅配カウンターも設置。レンタカーの予約や旅行保険の加入などもできます。

問い合わせは、K-CAT〈神戸航空旅客ターミナル梶rTEL 078-306-2401
K-JET〈海上アクセス梶rTEL 078-306-2411
神戸リムジンバス〈神戸航空交通梶rTEL 078-304-2222

  • 写真空から見たK-CAT(手前)。神戸マリンルートに就航中のジェットシャトル四艇が勢ぞろいして着岸している>
  • 写真K-CATの外観
  • 写真旅行客や見学客でごった返すチェックインロビー(一階)
  • 写真出国審査ブース(二階)
  • 写真総合案内所(1階)
  • 写真約500台収容の駐車場。旅行以外の人も利用可。料金は1時間ごと200円(10時間以上一律2.000円)、以後1日ごと1.000円加算
  • 写真VIPルーム(3階)
  • 写真ショッピングゾーン。神戸ブランドがずらり(二階)
  • 写真外貨両替所(一階)
  • 写真郵便局(1階)
  • 写真海に面した全面ガラス張りの出発ロビー(二階)
  • 写真ジェットシャトルの展望デッキ。横に展望喫茶室もある(4階)
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    神戸マリンルートの開業記念式でテープカットをする笹山幸俊神戸市長ら(8月20日、K-CATで)

    写真神戸マリンルートの開業を記念して開かれたオープニング・フェスタ(八月二十七、二十八日)
  • 写真フリーマーケット
  • 写真スタンプラリー
  • 写真

    KOBE SOUND ILLUSION'94

    写真ストリートバスケットチャンピオンシップ'94
  • 写真神戸ジェットシャトル出航式で笹山幸俊神戸市長らがキャプテンらに花束贈呈
  • 写真神戸ジェットシャトル4艇によるスピード感あふれる試運転。開業後はもうこんな情景は見られない

国際航空貨物の総合物流基地
神戸航空貨物ターミナル(K-ACT)

 海陸空を結ぶ総合物流基地、神戸航空貨物ター
ミナル(KーACT)=六甲アイランド内=は、関西国際空港の開港を前に9月2日、輸出貨物の初荷式を行い本格的に始動。開港の4日には初の輸入品として、タイからデンドロビュームの花が到着、お祝いムードを盛り上げました。
 K-ACTは、西日本エリアと関空を結ぶ国際航空貨物ターミナルで通関機能を備えているほか、荷さばき用の共同上屋には現在の輸入航空貨物の約4割を占める生鮮品に対応して、冷凍庫、くん蒸庫などを設置。六甲アイランド一関空間の輸送には、大型11トン車13台の車両塔載能力を誇る最新鋭のRORO船2隻が約60分で航行、1日10往復します。

問い合わせは、K-ACT〈神戸航空貨物ターミナル梶rTEL078-858-1500

  • 写真通関手続きを受けるデンドロビューム
  • 写真神戸からの航空貨物第1便を積んで関空へ向かうK-ACTのトラック
  • 写真K-ACTと関空を結ぶアクセス船「六甲エクスプレス」(699トン)
  • 写真六甲アイランドから海をまたいで東にのびる関西国際空港へのアクセス道路、阪神高速道路湾岸線。白いアーチ橋が六甲アイランド・魚崎浜間の六甲アイランド大橋、その右側やや上の斜張橋(長さ885m)は魚崎浜・深江浜間の東神戸大橋
  • 写真空から見たK-ACT

大阪湾ベイエリアを通って関空へ
阪神高速道路湾岸線

 阪神高速道路湾岸線は、神戸から大阪湾ベイエリアの11市1町を通り関西国際空港へ通じるメーンアクセス道路です。全長55.8km。この道路を利用して、関空までのリムジンバスも運行。三宮の交通センタービルの南側から30分おきに出発しています。2本に1本は六甲アイランド(神戸ベイシェラトンホテル)経由。神戸市内(三宮)から空港までの所要時間は約1時間10分。
 神戸側の六甲アイランド北から深江浜までの約3.2kmには、世界でも有数の斜張橋・東神戸大橋と、アーチ橋・六甲アイランド大橋が海をまたぎ、純白の主塔、ケーブル、アーチなどが六甲の山並みをバックに映えて美しい。

問い合わせは、阪神電鉄バス TEL06-416-1351へ。

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(上段左)深江浜入口
(上段中央)南芦屋浜付近の防音壁
(中段左)六甲アイランド北出口
(中段右)六甲の山並みをバックに
(下段左)岸和田大橋の美しいアーチ
(下段中央)空港までの距離標示。飛行機マークの付いた標示が湾岸線の各所にある
(下段右)真っすぐにのびる5号湾岸線
写真
陽光に輝く関西国際空港 中央、銀色の屋根は旅客ターミナルビル。右側は管制塔。左側に空港連絡橋がかすんで見える(8月30日撮影)
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