258号表紙

No.258(平成6年4月)

特集:

海から神戸 海上散歩

海から神戸 海上散歩
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神戸港第一防波堤東灯台

昭和39・40年におこった台風により、神戸港は大被害を受けた。これがきっかけで港の安全祈願のため、「神戸港」の文字を女性書道家の長浜洸さんが自費で製作。神戸市が文字の掲揚を第五管区海上保安本部に申請し、昭和42年取り付けられた

(左)
神戸港第2航路(ポートアイランド西側南端)の入り口に立つ二つの灯台。この灯台は「防波堤灯台」といい、入港時左手に見えるのが白色、右側が赤色に塗装されている。手前の灯台には「神戸港」の文字が掲げられており、船の入港を歓迎する海の表玄関だ。灯台の間に見えるのはポートアイランドの高層ビル
  • 写真ポートターミナル西側岸壁に停泊中の「燕京」。神戸と姉妹都市天津間を結ぶ定期フェリー。毎週木曜日に神戸を出港し土曜日に天津に入港する
  • 写真東神戸大橋のすぐ北側にある東神戸フェリー埠頭。大型長距離フェリーボートによる海陸一貫の輸送基地である。出港を待つフェリーを見守るように、たそがれの六甲の山並みが美しい
  • 写真東部第3工区と同第4工区の間の海上に架かる阪神高速道路湾岸線(4月2日開通。22・23ページ参照)の東神戸大橋。世界有数の大きさを持つ美しい斜張橋で、東西の長さ885m、主塔の高さ185m。港にランドマークがまた一つ増えた
  • 写真たそがれのメリケンパーク、神戸海洋博物館とポートタワー。美しいライトアップが、神戸の海からの夜景をあざやかに彩る
  • 写真力強い力ーブを描いて海をまたぐ東神戸大橋。真下から見上げると、予想を超えるすごい迫力である。ライトアップは毎夜10時ごろまで行われている
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    東部第2工区のサイロと穀物運搬船。サイロから長い管を何本も船倉に下ろし、音もなく荷揚げをしていた

    写真手前の白いアーチ橋は阪神高速湾岸線の六甲アイランド大橋。その向こうに、赤い主塔を持つ斜張橋の六甲大橋が見える。色と形のコントラスが楽しい
  • 写真六甲アイランド南側の民間レジャー施設「AOIA」の大観覧車。六甲マリンパークは、水路と5つのゾーンからなる「A0IA」と市が整備しだ緑地が一体となって、水際の開放空間を形成している
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    摩耶埠頭コンテナターミナルと灘浜大橋

    写真六甲大橋を行く六甲ライナー。下では大型トラックと船が行き交っていた
  • 写真神戸製鋼所・神戸製鉄所(灘浜工場)。海から見ると、さすが鉄を生み出す躍動感にあふれている。同社の鉱石運搬船が接岸していた
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    摩耶埠頭コンテナターミナル。丸く突き出た照明灯がともると、そこはまるで宇宙ステーションのよう。後ろの高い山は摩耶山

    写真活気の漂う新港第3突堤。後ろの山際にはスマートなホテルも見え神戸らしさが感じられる
  • 写真六甲アイランドのコンテナバース。港湾荷役の近代化を象徴するような船、コンテナ、クレーンの美しさについ見とれてしまう
  • 写真緑の中に浮かぶ錨(いかり)と市章は、海から見るといっそう気持ちがなごむ
  • 写真ポートターミナルに停泊中の外国客船「ロイヤルバイキングサン」(37.845トン)。神戸らしいダイナミックな眺めである。手前は港内周遊船「パルデメール」
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    港の風景を見物しながら、ハーバーランド・六甲アイランド間を約45分で走る神戸シーバス。ウォーターフロントが話題の神戸だけに、若い人に人気がある

    写真端然と春の日ざしを浴びるハーバーランド。ここが古い倉庫と貨物駅の跡地であっだことがうそのようである
  • 写真メリケンパークにある石の彫刻「神戸海援隊」。幕末、神戸操練所から巣立った坂本龍馬をはじめ、海のロマンに生きた青年だちをイメージして海に向かって設置された
  • 写真神戸港第一航路の和田岬の灯台。向こうに見える建物は三菱重工業神戸造船所
  • 写真長田港の岸辺に停泊中の漁船。港の顔とはまだ違つた索朴な感じがして親しみがわく
  • 写真兵庫運河の南の入り口近くにある貯木場。ここで港へ運ばれて来た木材を検疫・保管する。近年、木材の6〜7割は製材で輸入されるため、兵庫運河一帯で見られていた貯木場も姿を消しつつある
  • 写真川崎重工業神戸工場の第3ドック。神戸っ子にはおなじみの風景だろうが、そぱで見るとやはり胸がおどる
  • 写真西部第一工区の石油棧橋から陸上のタンクに給油する小型タンカー。第1エ区は石油基地で、各社ごとにこのような棧橋を持っている
  • 写真須磨の海づり公園と鉢伏山。いつ見てものどかである
  • 写真塩屋の異人館。電車や車からはよく見かける建物だが、海から見ると一味も二味も違つて見える
  • 写真五色塚古墳。全長200m、後円部の高さ16mに及ぶ兵庫県下最大の大型古墳だが、ぐるりに建物が建って少し見にくくなってきた
  • 写真須磨沖を帆走するヨット。春本番の到来を実感させてくれる
  • 写真1998年春完成予定の明石海峡大橋。建設現場では、主ケーブル架設のための空中作業用足場「キヤットウォーク」の敷設工事が着々と進んでいた。現場付近は快晴でも風が強く、波も立ち、写真撮影のランチはひどく揺れた
  • 写真高さ119mの舞子タワー。明石海峡大橋架橋工事の見学施設として建設されたタワーは、円形の回転昇降式展望塔があるほか1階に展示室があり、架橋工事の着工から完成までを模型、写真、映像などで分かりやすく展示している。タワーの左側に移設のだめ近く解体される移情閣が見える。舞子タワー電話(078)706-3390
  • 写真早朝のイカナゴ漁を終え、小旗をはだめかせて垂水漁港へ帰る漁船。イカナゴ漁は3月上旬から4月初めが最盛期、きょうも大漁だったことだろう。明石海峡大橋の左は淡路島
  • 写真昼の垂水漁港はあわただしい漁船の出入りもなく、眠っているように静かである

海上散歩はいかがですか
クルージンク

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岸壁の奥に広がるのが新しい港湾空間として着々と建設か進められているポートアイランド〈第2期〉。
 海上輸送の多様化や船舶の大型化に対応するため、大型コンテナバースなどを整備。さらに、関西国際空港への航空旅客の海上アクセス基地として神戸航空旅客ターミナル(K-
CAT)を設けるほか、コンベンション、ファッションの情報拠点、都市再開発用地、緑地等を整備し、北側の現ポートアイランド(面積436ha)と一体となって、海上文化都市の機能をー段と充実させる。平成8年度完成予定、面積390ha。
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