127号表紙

No.127(昭和58年4月)

特集:

新・山麓リボンの道

歩きましょう!
詩情あふれる4コース

 のんびりとした散歩にはもってこいの陽気なシーズンです。家族連れもよし、グループもよし、そんな散歩にぜひおすすめしたい「山麓リボンの道」が、いままでよりさらに西へ伸びました。  新しい山麓リボンの道は、須磨駅から塩屋、垂水を経て西舞子までの4区間・約15キロメートルで、「いそかぜのみち―須磨浦」「坂道の海―塩屋とジェームス山」「平磯の波面(なみも)―東垂水の丘に沿って」「あわじのしまかげ―垂水から舞子へ」という詩情豊かな名前が付けられています。1区間1時間半もかければ、家族連れでもゆっくりと歩けるでしょう。潮風を受けながら、古い家並みや外人住宅街、史跡・名所、そして淡路島の眺望などを心ゆくまでお楽しみください。  今回のコースの延長で、市内の東端から西端まで12区間・約45キロメートルの散歩道が誕生したことになります。

いそかぜのみち
―須磨浦

写真
  • 写真古い家並みが点々と残つている須磨の中道。夏みかんか、はっさくか、黄色の大きな実を鈴なりにつけた木が塀の外へせり出していた
  • 写真東坂の急な登り道。こんな道は、特にあせらずにのんびりと…
  • 写真安徳宮とモルガン・ユキの石灯篭。アメリカの財閥モルガン氏に熱望されて国際結婚したモルガン・ユキ(旧姓加藤ユキ)が、このあたりが異人山と呼ばれていたころこの付近に住み、安徳宮を深く信仰して石灯篭を献納した
  • 写真ドーム型の温室が目を引く南洋植物パーク
  • 写真異人館跡の庭園。ありし日の異人館が目に浮かんでくるようだ
  • 写真鯖大師の境内に並ぶ石仏
  • 写真

    松の木越しに、のんびりと海づり公園をながめる人

    写真みどりの塔
  • 写真南洋植物パークへのゆるやかな坂道。この道を上ると鉄拐山の登山道になる
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    須磨浦ロープウェイ

    写真須磨浦公園でバレーボールを楽しむ若いグループ
  • 写真山際の急な石段と山陽電鉄のかわいい踏み切り
  • 写真敦盛塚。紅顔の美少年敦盛が、源平の一の谷の合戦で首を討たれたという物語は、青葉の笛とともにあまりにも有名だ
  • 写真山と海にはさまれて、山陽と国鉄、国道と歩道が肩を寄せ合って並んでいる

坂道の海
―塩屋とジェームス山

写真
  • 写真高い石垣沿いの洋館の間をぬって細道をのぼる。振り返ると、目の前に塩屋の海がまぶしく光つていた
  • 写真尖塔のある洋館と石段の道
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    国道2号から見た塩屋の洋館群

    写真井植記念館。ここの庭からの眺望もよい
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    ジェームス山の入り口付近にある「警告」。コンクリートに彫った字が古めかしい

    写真ジェームズ山の三さ路にあるライオン像
  • 写真ジェームズ山を後にして、城が山へ向かう途中にある静かな道
  • 写真明るい洋館
  • 写真ジェームズ山で見かけた廃屋。林間に赤い屋根の住宅が点在し、ありし日の外国人住宅街のにぎわいが浮かんでくるようだ
  • 写真落ち着いた雰囲気の西の田公園

平磯の波面(みなも)
―東垂水の丘に沿って

写真
  • 写真"滝の茶屋"の名残りをとどめる川の滝(山陽電鉄滝の茶屋駅付近)。昔、この付近には幾条かの滝が海岸のがけにかかっており、ふもとを通る西国街道に沿って茶店があったという。鉄道や国道が通るようになってこの面影はなくなった
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    淡路島や大阪湾が一望に見渡せる城が山公園

    写真サマセット・モームの小説にも登場する平磯燈台
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    海の見える細い生け垣の道

    写真山陽電鉄東垂水駅。新垂水下水処理場の建設工事が着々と進んでいる
  • 写真東垂水ルーテル教会
  • 写真明るい住宅街に一見不似合いな古い道標がぼつんと立つていた
  • 写真福田川沿いにある駐輪場
  • 写真継孝禅院
  • 写真垂水漁港でのノリの日干しと垂水警察署の洋館。違和感は少しもなかった
  • 写真プールやテニスコートもある垂水年金会館

あわじのしまかげ
―垂水から舞子へ

写真
  • 写真五色塚古墳への坂道にせり出した満開の桜が美しい
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    垂水漁港。陽気になるとますます釣りてんぐが多くなることだろう

    写真垂水漁港から淡路島を望む
  • 写真海神社の大鳥居。朱色がひときわ目立つ
  • 写真垂水漁港から国道2号を渡り国鉄のガードを抜けると、赤い舗装の道が五色塚古墳近くまで続く。その途中に"450メートル"のかわいい方向標識板が埋め込まれていた
  • 写真五色塚古墳へは事務所の窓口で署名をしてから入場すること。孫を連れて毎日ここへ散歩に来るという近くのおじいさんを見かけたが、うらやましかった。この上からの淡路島の眺望はすばらしい
  • 写真五色塚古墳の西側にある小壺古墳
  • 写真旧山陽街道沿いにある舞子六神社。境内に菜の花が美しく咲いていた
  • 写真家族連れやアベックでにぎわう舞子海岸。正面は六角堂
  • 写真圧倒される高い石垣(舞子駅北)
  • 写真舞子駅北側の松並木。この坂道からの淡路島の眺望もよい
  • 写真ひなびた感じの西舞子の漁港
  • 写真淡路島を背にして立つ舞子砲台跡の石碑
  • 写真前に置いてある木づちでたたいて願をかける"たたき地蔵さん"
  • 写真古めかしい家が残つでいる旧山陽街道。潮のにおいがするほど西舞子海岸は近い
  • 写真のどかな海を滑るサーフィン。淡路島がかげのようにたなびいて見える(西舞子海岸)
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